渦巻二色ベーグル

渦巻二色ベーグル

成形方法とレシピ

最近なにかと人気の高いベーグルにひと手間加え、内装が二色の渦巻になっています。

通常のベーグルに飽きた方は是非作ってみてください。

『渦巻二色ベーグル』はその名の通り二色の生地を使っています。ココアパウダーや抹茶、野菜パウダーなどを生地と混ぜて色付けを行い、成形によって内装を渦巻き状にしています。

成形方法

  • 生地重量  30g×2

動画

読み込めない方はこちら

二つの生地を重ねてから巻き、端と端を繋げ輪っかにします。

最後に捻ってから繋げることでベーグルでよく見る模様を作っています。

成形意識ポイント
  • 内側の生地を少し小さく伸ばす
  • 二つの生地はしっかりとくっつけてから巻く
  • 生地のハリを意識して伸ばす

好みの問題ですが、内側の生地を少し小さくすることで中の色を完全に隠すようにできます。

打ち粉を使いすぎたりすると生地同士がくっつかず、余計な気泡の多いパンになりやすいです。打ち粉はあまり使わずしっかりとくっつけてから巻くようにしてみてください。

渦巻二色ベーグルの作り方概要

これからこのパンの作り方を大まかに説明していきますが、もしもわからないことがあれば下記の パン作りの始め方 をご覧ください。

パン作り初心者~中級者向けにパン作りの流れにそって説明しているのでわからない部分だけを見れるようにしています。

また、それぞれのテーマ下に詳細へのリンクを載せています。

レシピ

今回使った生地はあんぱん系のレシピです。

ほんのりと甘くてしっとりめの生地なのでそのまま丸パンにしても美味しく、

餡子やカスタードクリーム、生クリームなどの甘めなフィリングとの相性抜群な生地です。

ココアと抹茶で風味と色付けを行っています。お好みの量を入れてください。

計量のコツや注意点について

ミキシング

  1. バター以外の材料を混ぜる
  2. まとまった生地を捏ねる
  3. 冷えたバターを手で握り潰しながら捏ねる

ミキシングには ”手捏ね” と ”ミキサー” の二種類あります。

時間短縮や手間を減らす、品質を安定させるのにミキサーは便利ですが、パン作りを始めたばかりの人は無理にそろえなくても大丈夫です。

工程は簡単で材料を量ったら上記の順番で混ぜて捏ねていくだけです。

もうちょっと詳しくミキシングについて紹介しているので下のページを参考にしてみてください。

手捏ねでのミキシングについて

一次発酵

二種類の方法

常温~高温発酵
  1. 室温~30℃で30分前後
冷蔵発酵
  1. 室温で15~20分置く
  2. 余分な空気を抜くパンチ
  3. 冷蔵庫で一晩かけて熟成発酵

常温発酵や高温発酵は通常の方法で一般的にほとんどのパン屋さんがこの方法でパンを作っています。

冷蔵庫発酵はオーバーナイトとも呼ばれる手法で、ふんわり・もっちりとした食感やうま味を生み出します。

自分の生活スタイルに合った方法を選べばいいと思います。

家庭で作る場合はよっぽどのことがない限り冷蔵発酵をオススメしています

冷蔵発酵は翌日にパンを焼く方法で、12時間経ったら24時間経つまでの間いつでも成形できる便利な発酵法です。

今日は生地を仕込んで続きは明日にしよう!なんてこともできちゃいますよ

成形

  1. 分割と丸め
  2. 生地休憩 室温で15~20分
  3. 成形

一次発酵が終わったらいよいよ成形です!

生地を30g×2 に分割してから丸めて、生地を休憩させます。

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成形意識ポイント
  • 内側の生地を少し小さく伸ばす
  • 二つの生地はしっかりとくっつけてから巻く
  • 生地のハリを意識して伸ばす

二次発酵

  1. 成形生地を並べる
  2. 二次発酵 約30分(室温~30℃)

発酵して一回り大きくなることを考慮して天板の上に並べていきます。

常温~30℃でゆっくりと30~45分ほど発酵させます。

温度によって発酵時間が変わり、

低温になるほど長く、高温になるほど短くなります。

温度が高すぎて発酵オーバーになることだけは注意しましょう。

二次発酵について

焼成

  1. オーブンの温度を210℃に上げる
  2. 両面30秒ずつ下茹でする
  3. オーブンで約10~15分(200℃設定)

オーブンの温度を上げる

オーブンの発酵機能を使っている場合、発酵が終わったら取り出してオーブンを210℃に上げます。温度が上がるのに15分以上かかる場合や何分かかるかわからない場合は、早めに取り出してビニールを被せてオーブンの温度を上げ始めてください。

発酵の目安が60分なら50分の時に、80分なら55~60分の時に取り出す感覚で概ね大丈夫です。

下茹でする

沸騰しないくらいのお湯で両面を30秒ずつ茹でます。鍋の底からふつふつと泡が出ないくらいの85~90℃が良いです。

オーブンで約10~15分(190℃)

茹で上がったらすぐにオーブンに入れましょう。

210℃に余熱したオーブンを200℃に変更して約10~15分焼きます。

オーブンによって色付きが違うので初めて焼く場合は焼き時間の2/3くらいで様子を見てみましょう。

茹でているのでスチームなどはあまり考えなくて大丈夫ですが、天板に大さじ3くらいの水を垂らしておくとよいと思います。

渦巻きベーグル

ベーグルは短い時間で作れるのと他にはない茹でる工程があるので楽しさが二倍になってます。

発酵時間を伸ばして卵や牛乳を塗れば茹でなくても大丈夫なのでお好きな方法で作ってみてください。

他にも様々な成形やレシピがあるのでよかったらそちらも参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

その他の難易度別成形

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