三つ編みバターロールパン

三つ編みバターロール

成形方法とレシピ

バターロールの成形にひと手間加えた可愛いロールパン!

写真のパンは通常のバターロールを抹茶風味にしたものです。

こんな可愛い見た目のロールパンが自宅で作れるようになる方法を解説

家にいる少しの時間を使って生地を作る方法や成形方法を動画も使って解説しているのでパンの成形をする際は動画を観ながら成形してください。

 

このページでは初心者でもできるようになる成形のコツや注意点、実際に使えるレシピや作業工程を紹介しています。

最初にリオパン成形らしく成形動画から紹介していますが、作り方概要からは作業工程に沿ってパン作りを分かりやすくしています。

成形方法

  • 生地重量  50g

動画

読み込めない方はこちら

大まかに成形の説明をすると三角形のようにした後に三つ編みにしてから巻いて成形しています。

成形する際に意識する点が3つ程あります

成形意識ポイント
  • オタマジャクシ状に生地を伸ばす
  • 麺棒を使い真ん中から太い所を先に伸ばす
  • 三つ編みがちょうど一周するくらいの長さにする

オタマジャクシ状に生地を伸ばす

最初にオタマジャクシのように頭でっかちな状態にします。

こうすることによって三角形に近い形に成形しやすくなります。

オタマジャクシにした後は3~5分程度生地を休ませてあげましょう。

生地を休ませることでグルテンが緩み伸びやすくなります。

  

麺棒を使い真ん中から太い所を先に伸ばす

伸ばすときは真ん中を起点に伸ばします。

下や上から伸ばすと生地が詰まってしまい変な形に伸びてしまうので、他のパンの成形をする時も真ん中から伸ばすようにしましょう。

 

三つ編みがちょうど一周するくらいの長さにする

三つ編みにする部分が長くても短くても不格好になってしまいます。

長さをコントロールするコツとしては三つ編みにする前の生地を欲しい長さの1.5~2倍くらいにすると希望の長さになりやすいです。

 

三つ編みバターロールの作り方概要

これからこのパンの作り方を大まかに説明していきますが、もしもわからないことがあれば下記の パン作りの始め方 をご覧ください。

パン作り初心者~中級者向けにパン作りの流れにそって説明しているのでわからない部分だけを見れるようにしています。

また、それぞれのテーマ下に詳細へのリンクを載せています。

レシピ

今回使った生地は惣菜パン系のレシピです。

バターを塗って食べるのも美味しく、どんな具材と合わせても楽しめるようにした万能生地です。

計量のコツや注意点について

ミキシング

  1. バター以外の材料を混ぜる
  2. まとまった生地を捏ねる
  3. 冷えたバターを手で握り潰しながら捏ねる

ミキシングには ”手捏ね” と ”ミキサー” の二種類あります。

時間短縮や手間を減らす、品質を安定させるのにミキサーは便利ですが、パン作りを始めたばかりの人は無理にそろえなくても大丈夫です。

工程は簡単で材料を量ったら上記の順番で混ぜて捏ねていくだけです。

もうちょっと詳しくミキシングについて紹介しているので下のページを参考にしてみてください。

手捏ねでのミキシングについて

一次発酵

二種類の方法

常温~高温発酵
  1. 室温~30℃で30分前後
冷蔵発酵
  1. 室温で15~20分置く
  2. 余分な空気を抜くパンチ
  3. 冷蔵庫で一晩かけて熟成発酵

常温発酵や高温発酵は通常の方法で一般的にほとんどのパン屋さんがこの方法でパンを作っています。

冷蔵庫発酵はオーバーナイトとも呼ばれる手法で、ふんわり・もっちりとした食感やうま味を生み出します。

自分の生活スタイルに合った方法を選べばいいと思います。

家庭で作る場合はよっぽどのことがない限り冷蔵発酵をオススメしています

冷蔵発酵は翌日にパンを焼く方法で、12時間経ったら24時間経つまでの間いつでも成形できる便利な発酵法です。

今日は生地を仕込んで続きは明日にしよう!なんてこともできちゃいますよ

成形

  1. 分割と丸め
  2. 生地休憩 室温で15~20分
  3. 成形

一次発酵が終わったらいよいよ成形です!

生地を50gに分割してから丸めて、生地を休憩させます。

成形

読み込めない方はこちら
成形意識ポイント
  • オタマジャクシ状に生地を伸ばす
  • 麺棒を使い真ん中から太い所を先に伸ばす
  • 三つ編みがちょうど一周するくらいの長さにする

二次発酵

  1. 成形生地を並べる
  2. 二次発酵 約1時間(室温~30℃)

発酵して一回り大きくなることを考慮して天板の上に並べていきます。

常温~30℃でゆっくりと1時間ほど発酵させます。

温度によって発酵時間が変わり、

低温になるほど長く、高温になるほど短くなります。

温度が高すぎて発酵オーバーになることだけは注意しましょう。

二次発酵について

焼成

  1. オーブンの温度を200℃に上げる
  2. 卵または牛乳を塗る
  3. オーブンで約10~15分(190℃設定)

オーブンの温度を上げる

オーブンの発酵機能を使っている場合、発酵が終わったら取り出してオーブンを200℃に上げます。温度が上がるのに15分以上かかる場合や何分かかるかわからない場合は、早めに取り出してビニールを被せてオーブンの温度を上げ始めてください。

発酵の目安が60分なら50分の時に、80分なら55~60分の時に取り出す感覚で概ね大丈夫です。

卵を塗る

ミキシングの際に余った卵をしっかりと溶きハケで生地に塗っていきます。少なかった場合は牛乳を卵に対して半分程度まで入れて増量しても大丈夫です。余らなかったら牛乳だけでも大丈夫!多少艶感は落ちますが優しい色合いになってそれも良いと思います。

オーブンで約分(190℃)

200℃に余熱したオーブンを190℃に変更して約10~15分焼きます。

オーブンによって色付きが違うので初めて焼く場合は焼き時間の2/3くらいで様子を見てみましょう。

卵を塗っているのでスチームなどはあまり考えなくて大丈夫です。

卵アレルギーで卵を塗れない場合は牛乳か水を塗り、天板に大さじ3くらいの水を垂らしておきましょう。

三つ編みバターロール

いかがでしたでしょうか?

パン屋さんでよく見ることはあまりないかもしれませんが

可愛い三つ編みバターロールはこのように作っています。

パンの成形は動画を使っているので分かりにくい所は何度でも確認できるので落ち着いて成形してください。

 

他にも様々な成形やレシピがあるのでよかったらそちらも参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

その他の難易度別成形

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA