バルミューダ『スチームトースター』

BALMUDA

パン職人が今オススメするトースター

バルミューダスチームトースターを5年間愛用してきた現役パン職人

パン屋さん目線でバルミューダの魅力をメリット・デメリットを通して紹介します。

BALMUDA:公式ホームページ

メリット
  • 色々な美味しい工夫が自動化
  • 冷凍から直接トースターへ
  • パン以外の料理も可能
デメリット
  • 値段が高い
  • カルキが付きやすい

メリット

色々な美味しい工夫が自動化

トーストはこんがりきつね色で水分をしっかりと保持することができたら、それは美味しいトーストです。

バルミューダはこの理想的なトーストに自動で焼いてくれます。

しかし、通常のトースターでも理想のトーストを作るのは可能です。

通常のトースターで美味しいトーストを作る方法

食パンを霧吹き等で湿らしてからパンを温める低めの温度で蒸し焼きにし、

パンが温められたら20~30秒程度高温で焼きます。

この方法は私がバルミューダを使う前に焼いていた方法です。

このような工夫をトースターのタイプに合わせて『自分』でコントロールしていかないと美味しいトーストを作るのは難しいです。

しかも、パンを焼くのは食パンだけではなく

ロールパンやデニッシュのように違った形のパンがあり、焦げやすさも変わってきます。

それぞれのパンに合わせた焼き方を覚えて焼いていくのは手間だし、だんだんと面倒くさくなってしまうと思います。

バルミューダ・メニュー
メニュー
バルミューダ・時間
時間

その手間をメニューとお好みの時間を選ぶだけで自動でやってくれるバルミューダは本当に便利です。

バルミューダ秒単位で温度制御してくれるので以前自分がやっていた焼き方のコントロールよりも正確です。

メニューも豊富でトースト、チーズトースト、フランスパン(アンパンやロールパンも含む)、クロワッサン(デニッシュ系)などのメニューがあり、家で食べるパンのほとんどをカバーしています。

バルミューダ・説明
バルミューダ・上部

バルミューダの上部には写真のようなそれぞれのメニューの名前と推奨されている時間が書いてあります。

説明書を見なくてもここだけ見れば大体わかるようになっているので使いやすいです。

私のオススメはメロンパンクロワッサンモードで焼くことです!

クロワッサンモードは中を温めた後にパンの表面をカリッとさせるように焼きます。

クロワッサンは表面がサクッとして美味しいですが、メロンパンが本当によく合うのでメロンパンモードに変更した方が個人的にはいいと思っているくらい美味しく焼けます。

冷凍から直接トースト

パンを冷凍から直接トースターに入れて美味しく焼くことができます

そもそも皆さんはパンの保存方法で一番良いのが冷凍なのはご存知でしょうか?

パンは個別にラップでくるんでジップロック等に入れて空気が入らないようにしてから冷凍するのが一番美味しさが長持ちしカビも生えにくいです。

食べきれないパンは冷凍保存しましょう。

冷凍保存したものを解凍してから焼くのって手間ですよね

直接トースターに入れて後は待つだけって凄く楽じゃないですか?

メニューの一覧をもう一度見ていただくと、

バルミューダ・説明
バルミューダ・上部

分数の下に冷凍の場合何分追加すればいいのかが書いてあります。

個別で冷凍しておいた食パンなら通常の時間+1分して焼くだけなのですごく簡単です。

一番ダメなパンの保存方法

惣菜パンは原則として当日に食べるものなので例外として、

食パンやフランスパンなどのパンは冷蔵が一番ダメです!!

冷蔵庫の温度は約2~6℃

パンの水分が一番飛びやすい温度は0~5℃なので

冷蔵庫にパンを入れてしまうとパンはすぐに劣化してしまいます。

パンの保存温度と劣化速度
保管温度と劣化速度の関係

パン以外の料理

焼き魚

グラタンや焼き魚、野菜のグリル、肉料理

クッキー、フォンダンショコラなどの料理もクラシックモードを使って作ることができます。

抜群の温度制御とスチームを漏らさない程の密閉性があるため、扉を開けなければ家庭用のオーブンよりも設定温度のキープ力が高いと思います。

デメリット

バルミューダは良い点ばかりではありません。

自分が使い続けていた上で不便な点やデメリットを紹介します。

カルキが付きやすい

バルミューダ・注ぎ口
スチーム用の水の注ぎ口

写真の通りカルキが付きやすく

水が通る管や庫内にもある程度水垢ができます。

バルミューダはスチームトースターというだけあってを使っているので通常のトースターと違って水垢ができるのは当然と言えます。

庫内にある水が通る管は取り外しができるため掃除もしやすいですが、

そんなのできるのは最初だけです笑

値段が高い

正直一番のデメリットと言ってもいいでしょう

5000円以下でもトースターは買えてしまい、自分で工夫をして焼けば美味しいトーストを食べることもできます。

この値段の価値があると個人的には思って買いましたがお財布によろしくないのも事実です。

メリットのところで話した通りバルミューダは色々な工夫を自動でやってくれるところです。

値段が高いなと思ってしまってもその値段以上に便利なので検討してみてください。

公式ホームページ:25,850円(税込)

Amazon:22,000~25,200円(税込)

楽天市場:25,500~32,000円(税込)

Yahoo!ショッピング:25,300~33,000円(税込)

現在(2022年3月)のそれぞれの値段

まとめ

メリット
  • 色々な工夫が自動化
  • 冷凍から直接トースターへ
  • パン以外の料理も可能
デメリット
  • 値段が高い
  • カルキが付きやすい

バルミューダはパンを美味しくリベイクする方法を高い技術で再現性のあるものにしています。

冷凍から直接焼けるのも非常に便利で、

朝、冷凍から食パンを2枚バルミューダに入れて3分強で美味しいトーストにしてくれます。

値段が安価ではない点と通常のトースターと比べてカルキが付きやすいのが面倒なところです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

他にもパンや材料に関する内容などを記事にしています。

細かいパンの作り方は成形の難易度別で紹介しているのでそちらもよろしくお願いします。

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