復習のついでにもう一度考えてみてから答えを読んでみましょう!
ここが分からないなとかがあったら基礎理論解説のページで是非ご確認ください
このページはサンプルなのでクイズの一部のみ表示しています
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- かたくり粉はグルテンフリーでしょうか?〇or✕
- 〇(正答率62.08%)
かたくり粉はなんとグルテンフリーです
現在かたくり粉として売られているものはジャガイモのでんぷん粉です
ジャガイモにはグルテンがないのでグルテンフリーと言うわけです
- 夏場にリーンなパンの保存場所はどっちがいい?常温or冷蔵庫
- 常温(正答率49.73%)
これにはパンのデンプンが大きく関係します
デンプンは温度によって「水分保持力」が変わり、なんと!冷蔵の温度で水分保持力が最低になってしまいます
リーンなパンは傷みやすい食材が入っていないことが基本なので、わざわざ冷蔵庫に入れる必要はあまりないです
そうなるとパンを不必要にパサつかせないことが大事になってくるので常温の方が良い
- オーブンの予熱は必須?〇or✕
- 〇(正答率94.54%)
美味しくパンを焼くためには予熱が必須です
十分に予熱がされてないオーブンでパンを焼くと外側が固くなったり、焼き色にムラがあったり、ボリューム感が全然なかったりと様々なデメリットがあるのでオーブンの予熱はしっかりとしましょう
- クープを入れるとパンのボリュームは大きくなる?〇or✕
- 〇(正答率82.08%)
クープを入れたパンと入れてないパンではボリューム感が変わります
パン生地やその表面にはパンをその形に留めようとする働きがあるので、そのまま焼くと締まったフランスパンやカンパーニュになりがちです
そこで、パンの表面にクープで切れ込みを入れると一次的に伸びやかな内側が露出して切れ込みを境にぐわっと窯伸びしてくれます
- 発酵の適正温度は酵母の種類によって変わる?〇or✕
- 〇(正答率89.04%)
実は酵母には適正温度が様々あります
市販のイーストだと約28℃に捏ね上げて30℃くらいの部屋で発酵させるのが一般的です
これはイーストの発酵の適正温度が約27~36℃程度である為このような温度設定になっています
一方、白神こだま酵母の場合はもう少し高く、約30~32℃で捏ね上げて35℃くらいの部屋で発酵させます
この適正温度の考え方は酵素分解と発酵力の両方を考慮して判断していることが多いです
- 水を牛乳に変えるとパンは固くなりやすい?〇or✕
- ✕(正答率40.10%)
牛乳には乳脂肪や乳糖が含まれている為、パン生地のレシピの水を全て牛乳に変えると食感が柔らかくなったり、ほんのりと焼き色が濃くなります
油にはパン生地にストレス耐性がつく他、焼き上がりのパンのしっとり感や柔らかさにも影響します
- モルト糖はブドウ糖が二個結合した糖である?〇or✕
- 〇(正答率54.71%)
モルト糖はブドウ糖を二個繋げた二糖類です
ちなみにこのモルト糖をたくさんつなげるとデンプンになったりします
パンの基礎理論に糖類についての記事を追加しました
詳しくはそちらで!
- 酵母もベーキングパウダーもCO₂が出る?〇or✕
- 〇(正答率80.26%)
酵母は発酵によってブドウ糖を分解してCO₂を出しています
ベーキングパウダーの中には炭酸水素ナトリウムが入っており、これが酸や熱で分解されるとCO₂と水と炭酸ナトリウムを出します
2024年1月から現在までを順に月別でまとめています