
生地を捏ねて、成形して、発酵させる
ここまで上手にできても『焼き』を失敗すると美味しくないパンができてしまいます
そんなもったいないことをしないために
パンの種類によって変わる焼成温度と焼き時間の目安を3つ紹介します
目次

カンパーニュやバケット、ロデブなどのリーンなパンは
できるだけ高温でサクッと焼くのが美味しいです
250℃くらいでしっかりと予熱をし、パン生地を入れてから蒸気をたっぷりと入れ、230℃に設定して約20分焼きます
こうすることでパンの耳が薄く、中がふっくら・もっちりしたパンが焼きあがります
低温で焼いてしまうと耳が厚くなり、パサついたパンになってしまうので焦げない範囲の高温でサッと焼くようにしましょう!
砂糖にはいろいろと効果がありますが、その一つにパンに焼き色をつけやすくする効果があります
そのためお使いの配合によって焼き時間が前後してしまったり、砂糖が入ってないと焼き色をつけるのは難しくなってしまいます
プロの方や砂糖を使わないパンを焼きたい方は砂糖に頼らない焼き方や製法を探す必要があります
意外な落とし穴で、温度が上がりましたよーっていう通知音が鳴った後にオーブンの温度を温度計で測ると5~10℃くらい低いことがほとんどです
オーブンによる違いもありますが、通知が鳴ってから少し待ってあげた方がしっかりと予熱されることが多いと思います
いくら『焼き』が良くても発酵状態が悪いと固いパンになってしまいます
『焼き』にすべての原因があるとは限らないので注意しましょう!

家庭用のオーブンだと250℃どころか230℃にもできないオーブンが多かったりします
そんな方でもリーンなパンが上手に焼ける方法でオススメなのがダッチオーブンを使った焼き方です
オーブンが250℃まで上がる方でも
更に美味しくパンを焼くために使うオススメの方法なので流し読みだけでもしてみてください
日本のオーブンのサイズ感にマッチした大きさで、350g~400gくらいの生地量のパンだと良い感じに焼けます
家庭用のオーブンでリーンなパンが焼きたい人にはオススメです
日本では買えそうにないですが【ProCook】というダッチオーブンも良く、
ドイツのパンの先生から教わったオススメのダッチオーブンになってます。大きめですが料理にも使えてパンも焼ける最強の調理器具だと教えてもらいました
ル・クルーゼのブレッドオーブンも良さそうです
同じ24cmサイズで日本のオーブンのサイズ感にもあっています
色味もオレンジやチェリーレッドが良い感じ!

あんぱんやバターロール、塩パンなどのリッチなパンも
できるだけ高温でサクッと焼くのが美味しいですが、
生焼けになりやすかったり焦げやすいのでリーンなパンよりも低い温度で焼きます
220℃くらいでしっかりと予熱をし、パン生地を入れてから蒸気をたっぷりと入れ、200℃に設定して約11分
加水量やパンの種類によって大きく変わってしまいますが、50~60gの生地は15分より長く焼くことはしないようにした方が美味しく焼けます
ミルク系には乳糖という糖分が入ってるのでその糖分が焼き色をつきやすくします
レシピの中にミルク系が入っていたら焼き時間の2/3あたりの時間で一度見て、焼き色に合わせてオーブンの温度を変更してみてください
ミルクや砂糖が入っていると想像よりも早く色がついてしまったりするので生焼けになりやすいです
もうすでに色がついてしまったけど生焼けの場合には
アルミホイルを上に被せ、少し温度を下げて焼き続けるか
取り出してレンジでチンもありだと思います

リッチな生地を大きな重量で焼くのですが焼き時間を変更するだけで大丈夫です
220℃くらいでしっかりと予熱をし、パン生地を入れてから蒸気をたっぷりと入れ、200℃に設定して約25分
こちらは生地の量が多く、240g~360gくらいのパンは25分程度焼く必要があります
同じレシピでも生地の量によって焼き時間が変わったり、温度が変わったりしますが、
編み込みパンの場合は温度を変えなくても大丈夫です
リッチな菓子パンと注意点は同じで、
- ミルクや脱脂粉乳、スキムミルクが入ると焼き色が付きやすくなる
- 生焼けには注意
この二つになります
生焼けかどうかは竹串を刺して判断するか、温度計を刺してみて94~96℃を超えているかどうかを確認してみてください!
・250℃⇒230℃
・蒸気多め
・20分
・220℃⇒200℃
・蒸気多め
・11分(50~60g)
・220℃⇒200℃
・蒸気多め
・25分(200g以上)
パンは使っている材量の種類や量によって焼き時間や温度が変わり、生地の量によっても変わってしまいます
今回はパンの種類別で大まかな目安となる時間と温度を紹介しました
これからパン作りをする方の助けになったら嬉しいです
パンの焼き時間は同じレシピを使っていてもその人によって190℃で15分だったり、210℃で11分だったりと違いがあります
私が紹介する方法は基本的に
高温でサクッと焼くことで、パンのふっくら感やジューシー感を最大限に発揮させるようにしています
違う考えの方もいるのであくまでも参考程度にしていただけると幸いです。
リーンなパンのところでも紹介したダッチオーブンはリッチな菓子パンや編み込みパンを作る時に使うとふっくら感が増し、パサつきにくくなります
焼き方はリーンなパンで紹介した方法とほとんど同じで、時間と温度をリッチなパンの温度に合わせるだけでできます
いつも成形方法など学ばさせて頂きありがとうございます💕
リーン生地のストウブでの焼き方ですが、生地の脇に100-150ccの水を入れるとのことですが、生地がビチャビチャにはならないのですか?10ccも多いイメージでしたが、確認させて下さい。
コメントいただきありがとうございます!
すみません!!誤字でした
100ccも入れたら確かに生地がビチャビチャになっちゃいます
ご指摘いただき本当にありがとうございます